コントロールが高速環境を生き抜くために
2013年3月12日 TCG全般 コメント (2)(1)コントロール勢が生き抜くためには
コントロール脳な私たちがこの環境を生き抜くためには常に意識しなければならないデッキがあります。
そう。現環境で最速を誇り、多くのユーザーを有する赤緑ビートダウンでしょう。
このデッキはご存じのとおりギルド門侵犯で登場した炎樹族の使者から低マナクロックの大量展開が強みです。最近では、稲妻のやっかいものを採用しており2t目から7点クロックを叩きつけてきます。これまでのコントロールの時間稼ぎの手段としては「アゾリウスの魔除け」によるデッキトップへのバウンスでした。しかし、先ほども述べたように大量展開を仕掛けてくるこのアーキタイプに対して1:1交換を仕掛けるのはどうも悠長だ。また、速攻豚や地獄乗りなどの速攻クリーチャーを展開してくるため、自ずと的が限られてくる。
このカードの運用法として、ネファリアと合わせて擬似的な除去として使用する可能性もあるが、この動きができるのは3tから4tの間だろう。強い動きではあるが大量展開には付いていけない。
そこで私はこう言いたい。アゾリウスの魔除けはもう時代遅れだと・・・・
では、どうする?相手の展開が遅いのを祈るのも一つの手でしょう。
そこで提案したいのは「中略」「未練ある魂」です。
以下に私の提案するエスパーフラッシュのレシピを乗せよう。
生物 14
1 静穏の天使
3 幽霊議員オブゼダート
4 修復の天使
3 ボーラスの占い師
3 瞬唱の魔導士
スペル 21枚
3 スフィンクスの啓示
3 中略
2 熟慮
2 未練ある魂
4 至高の評決
2 アゾリウスの魔除け
1 究極の価格
2 肉貪り
1 飢えへの貢ぎ物
1 殺害
土地 26枚
4 神聖なる泉
4 湿った墓
4 神無き祭殿
4 氷河の城塞
3 孤立した礼拝堂
3 水没した地下墓地
2 平地
2 ネファリアの溺墓
(2)エスパーフラッシュ デッキコンセプト
一般的なエスパーコンの形は6枚体制の全体除去で場を幾度となくリセットし、ネファリアやスネオジェイスでライブラリーアウトを勝利プランとしています。正直な話、LOを第一の勝ち手段とするのは私の性に合わない。やはり、殴りあってこそMTGだ。
そこで前環境の太陽拳の「太陽のタイタン、幻影の像」のようなフィニッシャーが必要となってくる。エスパー民である私たちはギルド門侵犯で幽霊議員オブゼダートというライフゲインを搭載したファッティを得た。また、幻影の像のような相棒“修復の天使”すらも有している。
幽霊議員に対する対戦相手の回答には、セレズニアの魔除け、スラーグ牙などによるブロックが考えられるが、それらをすりぬける術を与えてくれる。また、クロックを刻む手段としても優秀だ。オブゼダートが場に出て2点、次ターンにまた登場し2点、戦闘によって5点。これまでで9点ものクロックを持つ。さらに明滅することによって次ターンには勝利を手にできる。
このデッキのビートに対するブン周りとしては軽量除去で至高の評決まで繋ぎ、幽霊議員オブゼダートを展開する。といったプランが考えられる。後に述べるがこのプランができたマッチは滅多なことがないかぎり、落とさない。なんて素敵な勝ち手段なのだろうか。
一つ頭に留めておかないといけないことがある。オブゼダート展開後でも至高の評決を撃ちたい場面は存在するということ。こちらとしては相手のクロックを抑え込むためというのが第一にあるのだが、デッキの数少ないフィニッシャーを墓地に送ることになる・・・・
そこで採用しているのが“静穏の天使”さ。屈葬の儀式でもいいのだが、追加のファッティとして、擬似的な屈葬の儀式、除去として使用できる汎用性を買っての採用だ。
今回はこれまでにして次回、サイド案や様々なアーキタイプとの相性を書いてみよう。
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はじめまして!相互させていただきます。